前回、わたしたちは7次対/完魔方陣とプレーン超格子体の相互の関係を汎対角線という方向性を通してみてきました。
今回は「ななめ」という方向ではなく「たて」方向を通して同じこころみをしてみたいと思います。
言葉で説明すると難しいことのように感じられるかもしれませんが、やることはいたって簡単です。まず7次対/完魔方陣とプレーン超格子体とを並べます。
そして、7次対/完魔方陣の方の各列にならぶ七数がプレーン超格子体の中ではどのような位置にポジショニングされているかということをしらべるのです。
さて、こうして変換されたプレーン超格子体側における格子体の柄は興味深いことに完全バラバラ配置、つまり、どの列をとってもても、どの行をとってみても、色付き格子が一つづつあらわれるという配列になっていることが見出されます。
※（注）これと類することは汎対角線を用いて相互変換した場合にも起こっていました。
ではでは。これら完全バラバラ配置の格子体をベースにイチゼロ変換格子体を構成するとどうなるか？
そうなのです、これらはいずれも例外なく行列の積で3乗すると単位行列となるものたちばかりです。
つまり、ここに見ているものは単位行列3乗根体。さて、このような事実は全体像の中でみるとさらに驚きをともなうものとなります。7次対/完魔方陣とプレーン超格子体の「たて」「よこ」「ななめ」の関係性をとりもっているものは何であるのか？ 詳細については以下の動画（↓）でご紹介しています。お時間のある方はぜひご覧になってみてください。
