今回は、この8次の正規相愛魔方陣に市松模様を衣せてみたいと思います。
はい、炭治郎も衣ている、アレです。チェッカーフラッグ柄ともいいますが、じつはこれは、正負反転体でいうところの、
はい、この3型をベース（構成単位）にした紋様とみることができます。
では、この3型を8次の正規相愛魔方陣に適用してみましょう。正負反転体を正規相愛魔方陣「適用する」とはどういうことかというと、
このように、正規相愛魔方陣全体を覆うように、正負反転体を配置するだけのことです。前回もやりました。
さて、すでにわたしたちは正負反転体の２型については、この柄を適用すると、正規相愛魔方陣は相愛力❤︎❤︎❤︎という力を発現することをたしかめました。
では、同じことを３型でやってみると、何が起こるのか。はたして相愛力は発現するのか、みなさんはどう思われますでしょうか？
事前に予想することはむつかしいと思います。じっさいにやってみることにしましょう。正規相愛魔方陣を用意して、
この上に正負反転体の3型を上から順番に置いていきます。
はい、これで完了。問題は、このように二色に色分けされた格子数たちの関係がどうなっているか。ここからは相愛力チェック。1〜n乗数総和がどうなっているか、実地に調べてみることにします。
はい、単なる総和、つまり1乗数総和はちゃんと一致しています。この時点で❤︎を一つ獲得。つづいては各格子数を2乗してから総和をとります。すると∙∙∙
はい、こちらも、44720という数で一致しています。これだけでも充分に驚きなのですが、3乗数総和も、
ごらんの通り、しっかり一致してくれています。あわよくば四乗数総和も∙∙∙、と勢い込んで電卓をたたいてみると、
こちらは残念ながら不一致。よって、相愛力は❤︎❤︎❤︎どまり。ということで。わたしたちは正負反転体２型で起こっていることと同じことが3型においても起こっている、という事実につきあたってしまったのです。
さて、こうなってくると、他の正負反転体たちについても正規相愛魔方陣を適用してみたくなってきます。はたして、そこにあらわれるブルーとピンクの格子数たちが、どのような相愛力が発現するか。その答えは∙∙∙興味のある方は、こちらの動画（↓）でご確認ください。
