魔方陣の数学

Welcome to the world of magic squares

【6次半二重魔方陣の相愛力補完構造】

さて、6次半二重魔方陣とはその名の通り「たて」「よこ」方向のうち一方のみが二重魔方陣構造(各ラインにおいて1乗数総和にくわえ、2乗数総和も一致)を有する魔方陣のことでです。

 

 

いま、わたしたちが見ている半二重魔方陣においては「たて」方向の2乗数総和が揃い、「よこ」方向の2乗数はバラバラにバラけている。相愛力の発現の仕方は「たて」「よこ」でアンバランス。なんとも居心地のわるような気がしてきます。しかし、「よこ」方向にならぶ2乗数総和たちをそんな目で眺めていると、いつしか面白いことに気づくかもしれません。

はい、第一行と第六行の2乗数総和これらを足し合わせてみることにしましょう。

こんなことをして何が楽しいのか? いいですか。5402という数に注目です。では次に第二行と第五行の2乗数総和たちも足し合わせてみることにします。

どうでしょう。これもまた5402。まさか、と思って第三行と第四行の2乗数総和も足し合わせてみますと

偶然なのか、なんなのかこれもまた一致しているではありませんか!?

しかも、ここには美しい対称性があらわれています。つまり、半二重魔方陣を「たて」方向でまんなかで折り返したとき、かさなりあう行同士でグループ化するとそこには相愛力❤︎❤︎が発現するということです。

いや、じつは∙∙∙。ここに発現している相愛力は❤︎❤︎ではないのです。それ以上のことが起こっているのです。どういうことか? ぜひ、コチラの動画(でご確認ください。

 


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