さっそくですが、こちらの四色柄をごらんください。
これが何かというと∙∙∙。正規相愛魔方陣を重ねてみるとわかります。
はい、正規相愛魔方陣が四色によって色分けされました。どの色の格子の個数も16個づつになっており、全64格子の個数を均等分割していることをご確認ください。しかし、この分割法の巧みなところはそればかりではありません。
はい、じつはここに見ているものは相愛数❤︎❤︎❤︎たちなのです。じっさいにこれら16数のグループごとの1乗〜3乗数総和はいずれも同じ数を生成します。
このような事実を踏まえると、この四分割法の柄が持つ美しさがあらためて際立って映ります。
さて。となると、わたしたちの次の興味の対象はこの四分割柄がプレーン超格子体においてはごどのように表現されうるかということに移っていきます。
はい、おなじみのプレーン超格子体変換です。
プレーン超格子体とは1〜64の数をただ順番にならべただけのものです。では、正規相愛魔方陣における四色柄をプレーン超格子体の中に移し替えるとどうなるか、一色づつ見ていくことにします。
これがブルーで、
これがピンク。
そしてこれがイエローで、
最後にグリーン。これですべての色が移し替えられました。どうでしょうか。二つの柄をじっくり見比べてみることにしましょう。これを見て、わたしたちに何か言えることはあるか?
はい、どちらも回転対称性を有しています。正規相愛魔方陣をベースとした柄については180度回転対称性。そして、プレーン超格子体をベースにした柄については90度回転対称性。相愛力❤︎❤︎❤︎によってもたらされた美しい事実です。