今回はこの7次対/完魔方陣に組み込まれた奇妙な相愛力構造についてご紹介したいと思います。
※この魔方陣について初見だという方は過去記事をごらんください。
まず7次対/完魔方陣というのは魔方陣ですから、当然、「よこ」方向のすべてのラインにおいて七数総和は一致します。では、ここで、内部格子数をすべて2乗して総和をとってみることにしましょう。
これらが「よこ」方向における各ラインの2乗数総和となりますが興味深いのは、これらの数のあらわれ方に上下の対称性が見て取れるということです。さて、同じことを「よこ」方向ではなく「たて」方向においてもやってみたいと思います。
これが「たて」方向における各ラインの総和となりますが、ここで各数を2乗してから総和をとってみます。すると∙∙∙
わかりますでしょうか? ここでも2乗数総和が一致するもの同士があり、それは対称性をもってあらわれているのです。
さて、「よこ」方向と「たて」方向の2乗数総和たちを一覧するとこのようになりますが、ここにあわられる数は5579と5873と5775と5971と5677という数の5種類のみとなります。両グループの構成は微妙に異なりますが、ここでそれぞれのグループにおいて七数の総和をとってみることにしましょう。
ごらんのとおり、ここで総和は40425という数で一致しますが、これは自明です。ここで求められているのは魔方陣内部の全格子数(1~49)の2乗数総和ということになります。しかし、興味深いのは二つのグループにおいて各数を2乗してから総和をとってみても∙∙∙
そうです。これらの2乗数総和は一致していることがたしかめられるのです。つまり、いま、わたしたちはここに相愛力❤︎❤︎のちからの発現を目にしているのです。いや、7次対/完魔方陣に組み込まれた不思議な相愛力構造はこればかりではありません。つづきは、ぜひ、コチラの(↓)動画でご確認ください。