魔方陣の数学

Welcome to the world of magic squares

【12次正規相愛魔方陣の「たて」列の性質】

今回は12次正規相愛魔方陣の「たて」の列にならぶ12数たちの興味深い性質について述べてみたいと思います。

さっそくですが、こちらの二つの列にご注目ください。思い違いをしがちですが、12次正規相愛魔方陣の内部に格納されている12-12相愛数❤︎❤︎❤︎❤︎は「ななめ」ラインにならぶ12数同士だけではありません

このブルーの12数とピンクの12数の関係についても1〜4乗数総和が一致。つまり相愛力❤︎❤︎❤︎❤︎のちからで結びついているということは以前にもお話しをしました。

 

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さて、今回はこれら12-12相愛数❤︎❤︎❤︎❤︎を使って、面白いものをお見せしたいと思います。なにをするのかというと、

はい、頭からスタートして、連続する二数をペアリングさせ、それらのをとります。はい、ここから∙∙∙

このように二数のかたまりを一つづつ下にずらしていきます。見ていてください。

はい、これで一番下まで来ました。しかし、これで終わりではありません。最後の一つの格子数は最初(スタート時)の格子数と組み合わせます

これで完了。巡回しました。12数のすべてにおいてペアリング積をとることができました。さて、準備がととのったところで、これら12数のペアリング積の総和がどうなっているか計算してみることにしましょう。こうなります。

はい、なんと両者で一致しています。偶然なのでしょうか? さらにお見せしたいものがあります。いま見ている総和を交代和(−と+を交互にくりだす演算)に変更してみます。

わかりますか。+のうち半分が−にとってかえられました。しかし、このような大胆な変更をくわえても、

はい、しっかり総和は一致を保っています。いったいどういうことなんでしょうか。興味深いことに、ここで見ていることは、以前「ななめ」方向において確認されたブルーとピンク間の共鳴現象あまりにもよく似過ぎています。

 

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